3月12日、第35回の例会を行いました。当事者12名(うち初参加1名)、ご家族2名、ボランティア2名で合計16人でした。2月がコロナの影響でお休みだったので、2カ月ぶりの開催になりました。
東日本大震災から11年という話題から、災害時にどういうことが困るかという話になりました。電話で連絡することが難しい。避難所などで、早口で指示されたら理解できないかもしれない。など、失語症ならではの困りごとが次々あがりました。避難先で失語症に対して配慮してもらうために、自分の「ことばの状態」を書いたものを持ち歩いたほうがいい。失語症でもひとりひとり症状が違うから、それぞれにカスタマイズしたものが欲しい、そういうアプリでできないかなど話が広がりました。